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私の好きなウイスキーの世界や、Barでの出来事を通じて、

特に女性に興味を持って頂いたら嬉しいです。

単独インタビュー第10弾 「Bar CAMPBELLTOUN LOCH 藤田 純子さんを迎えて(5)」

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K:次なのですが、Q6:日本でも有名なキャンベルタウンロッホさんですが、日本だけでないですよね?海外からもいらっしゃいますよね? 

藤田さん:過去にウイスキーマガジンに掲載されたのですが。 

K:ええ。 

藤田さん:その影響はあります。欧州は勿論、アジアのお客様も大勢来られます。 

K:それを含めて女性として働いていらっしゃると不都合な点等は、ありますか? 

藤田さん:不都合とは… 

K:不都合と言うのは、質問の言葉がとして難しかったかもしれないのですが、働いていらっしゃって、悲しいな、だったり、ちょっと残念かなと思う事はなくはない話の様な気がするのですが。以前周りの方から少し伺った事があったので、あるのかなと思ったものですから。 

藤田さん:全くないですね。 

K:全くないですか? 

藤田さん:ウイスキーを良く知っていらっしゃる方、詳しい方は本当に優しい。 

K:ええ、優しい。 

藤田さん:女性だから、男性だからという差別は全くないし。上級者になればなる程。でもね、たまには始めてまだ間もない方とか、今覚え始めという方達には、余裕がないからなのか私みたいな女性がいると「お酒飲めるの?」とか「ウイスキーの経験値は?」と聞いて来る方達もいますね(笑)。 

K:私なら、「ふうさんを知らないの?」みたいな(笑)。 

藤田さん: (笑)。 

K:(その様な時は)周りの方達は、ドキドキでしょうね?「ふうさんを知らないで何を言っているの?」この人は、と(笑)。 

藤田さん:確かに私なんて全くまだまだですよ。けれどやはり長く飲んでいる方達は、優しいですよね。女性に対して。勿論、私にも(笑)。 

K:本当にそう思います。 

藤田さん:ね。色々と教えて頂けるし、逆に「これはどうかな?」と聞いてくれるし。本当にウイスキー好きの方々は、皆良い人が多いな、優しいなと思いますね。 

K:それは思いますね。それは実感しています。 

藤田さん:はい。 

K:たまにその様な内容をサイトやSNSにも書いたりしますが、それはそう思いますね。場を分かっていらっしゃると言うのか。 

藤田さん:そうですね。 

K:その様なところがありますよね。 

藤田さん:ジェントルマンですよね。 

K:ジェントルマンですよね。 

藤田さん:そういう風になって行くのもきっとウイスキーの効用だと思います(笑)。

K:かもしれないですね。 

藤田さん:ね。 

K:最近お好きになった方がその場に入られたとしても、こういう風にするべきだという、そこまで考えらえていないかもしれませんが、お手本の諸先輩方がいらっしゃるから、後に続く方達も出来ている事かもしれないですよね。 

藤田さん:だから困った事はないです。 

K:はい。女性のウイスキーがお好きな方は、増えている事は増えていますか? 

藤田さん:はい。増えていると思います。 

K:それは急にと言う事ですか?徐々に? 

藤田さん:徐々に、ですね。私はここでの空間でしか見ていないのではっきりは分かりませんが。逆に聞いても良いですか?増えていると思います? 

K:増えている、Barでウイスキーを飲んでいる方は増えていますね、見ていると。それはハイボールの影響もあったりするかもしれませんけれど。 

藤田さん:ウイスキーに抵抗なく飲める方が増えている? 

K:そうですね。それはありますね。

 次ですが、こちらは今回必ず伺おうと思った事です。

Q7:お料理が美味しいです。どちらで覚えられたのですか?いつも時間がある時は頼ませて頂くのですが、本当に美味しいです。 

藤田さん:有り難うございます。 

K:どちらで覚えられたのですか?と伺ってもホテルでしょうか? 

藤田さん:前ホテルの先輩シェフに教えて頂いた物もいくつかありますが、ほとんどは私のオリジナルです。 

K:ええ。 

藤田さん:元々料理を作るのは好きなので。 

K:小さい頃からお作りになっていたのですか? 

藤田さん:気取った物は作れませんでしたが、定番な物は。

K:ええ。 

藤田さん:とにかく食べる事が好きなんです。美味しいものを食べると再現したいじゃないですか、それをヒントに何回かチャレンジして形にしています。 

K:そう。私ふうさんのパスタがまだ再現出来ていないのですよ。 大好きな...

藤田さん:茶豆とサーディンのパスタですよね。そうですか(笑)。 

K:でも私の言い訳は、ふうさんが作った方が美味しいから(笑)。 

藤田さん:(笑)。あれは我ながら変わっていて(笑)。ソースレスですが、お口の中でソースを作って頂くという。でも見た目より簡単なのですよ。 

K:そう言えば先日私が又パスタを頂いている時、常連の男性の方がいらっしゃいましたよね? 

藤田さん:はい。 

K:少しお話させて頂きつつ、私がパスタの美味しさについて何故だかその方に熱く語っていて(笑)。「又何処かでお会いしたら」、何て言っていたら、あの後2日後位にTHE MASH TUNさんで偶然にもお会いしたのですよ。 

藤田さん:あらそうなのですか。Barの世界も狭いですからね。皆さん短い間隔でお会いする事もあるでしょう。鈴木さんはお元気でした? 

K:お元気でした。チャリティーボトルを出していらっしゃって、私初日に伺っているのですが。お忙しくしていらっしゃいました。 

藤田さん:相変わらずお忙しい方ですね。 

K:先日知り合いの方が海外転勤になってしまうので、少人数でしたが送別会をしたのですね。ある方のウイスキーイベントの後に。 

藤田さん:ええ。 

K:その方がMASH TUN(マッシュタン)さんに行った事がないとの事でしたので、伺って喜んでいらっしゃいました。 

藤田さん:マッシュタンさんは、いいお店ですよね。凄く。 

K:そうですよね。

お話がそれてしまいました(笑)。後程大好きなパスタを頂きますね。でも今日のお勧めはありますか? 

藤田さん:今日でしたらローストビーフサンドはいかがですか? 

K:そうなのですね。はい、分かりました。ただローストビーフサンドは、出る日が決まっていませんでしたか? 

藤田さん:毎週金曜日にローストビーフを焼いています。その日は焼き立てをお出ししているのですが、次の日からはコールドビーフになるのでサンドウィッチにしているのです。 

K:そうですよね?だから...頂きたいと思って今回曜日を確認しようと思ったのですよ。皆さんが美味しいと仰っていますから。

 藤田さん:是非是非。 

K:やった。後で頂きます。私ローストビーフが元々金曜日のみという事を最近知りました。 今回は改めてサンドウィッチの曜日も確認したいと思っていたのです。

藤田さん:ローストビーフサンドは、常にあります。サンドウィッチにするなら、お肉は焼き立てよりも3日位経った方が味が馴染んでパンにも合い、美味しんです。                                              

K:嬉しい、有り難うございます。良かった、私そういう運が良いのですよ。そちらを後程是非。(最終章へ)  (4へ戻る)


※当時のインタビューのまま掲載、移行しております。

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